外壁塗装 上田市 外壁洗浄作業
2019.2.16更新
本日は長野県上田市のお客様の家の塗装前の洗浄作業を行いました。
外壁や屋根の汚れを強力な水圧で洗い落とす「高圧洗浄」は、外壁塗装工事では絶対に欠かせない作業の一つです。
私たちが洗浄中にお客様によく言われるのが「汚れを落として外壁や屋根をきれいにするためだけなら高圧洗浄は省いてしまっても良いのではないか」と聞かれます。
水しぶきがたくさん飛びますし、周辺もずぶ濡れ、時には近所の家にも飛ぶこともあるでしょう(もちろん飛散防止シートをしてますよ)。
気持ちはわかるのですが、ではなぜ私たちが洗浄作業を行うかというと、
外壁や屋根の表面に塗装してできた塗膜は、毎日屋外で紫外線、雨風、排気ガスなどにさらされているので、年月とともに耐久性が劣化していきます。
劣化した塗料は、そのままボロっと丸ごととれるわけではなく、少しずつ粉化していくのです。
これを一般的には「チョーキング現象(白亜化現象)」と呼びます。
外壁の表面を手で触ると塗装と同じ色の粉が手につくようになりますので、自宅の外壁にチョーキング現象が起こっているかどうかはすぐに見つけることができます。
チョーキング現象が起こっている外壁にそのまま塗料を塗っても、チョーキングが起きているような劣化した塗膜には粘着力がなくなっていますので、一緒に新しく塗った塗料まで剥がれてしまいます。
そうすると、塗装から年数が経過していなくても本来の耐用年数を迎える前に外壁は修復が必要な状況になってしまうのです。
実際、お問い合わせをいただく中にも、「塗装から1年しか経っていないのに塗装がすぐに剥がれてしまった」というご相談がよくあります。
外壁塗装における高圧洗浄作業は、せっかく塗装した塗料がたった数年で剥がれてしまわないように、外壁の表面にある古い塗膜を取り除くために行われているのです。
もちろん古い塗膜以外にも、カビ、藻、コケ、汚れ、チョーキングの粉など外壁表面の様々な汚れをまとめて落とすことも高圧洗浄の目的です。
こう言ったことにならないためにも当社では洗浄作業を丁寧に行なっております。